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環境ニュース[国内]

18年度環境技術実証モデル事業 ヒートアイランド対策技術分野で実証対象技術22件が決定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.01.29 【情報源】環境省/2007.01.29 発表

 平成18年度「環境技術実証モデル事業」のうち、ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減技術)の実証試験実施機関である(財)建材試験センターは実証対象技術として22件の技術を選定したと19年1月29日に発表した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 今回評価対象とするヒートアイランド対策技術は、建築物に後付け可能な外皮技術で、室内冷房負荷を低減させることによって人工排熱を減少させ、ヒートアイランド対策効果が得られる緑化以外の技術。代表例としては、入射日射量を削減させる窓用日射遮蔽フィルム、日射反射率を高める高反射性・遮熱塗料などが想定されている(注1)。
 今回採択されたのは、住友スリーエム(株)の3技術、アキレス(株)の3技術、リンテック(株)の3技術、リケンテクノス(株)の3技術、三晶(株)の3技術、(株)PVJの2技術、NI帝人商事(株)の3技術、ベカルトジャパン(株)の2技術。
 これらの技術は今後、技術ごとの実証試験計画を策定した後、実証試験を順次実施し、年度末までに実証試験結果報告書をとりまとめ、公表するスケジュールとなっている。

(注1)この2種の技術以外にも、目的に合致する技術は幅広く対象としていた。【環境省】

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