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環境ニュース[国内]

吹上御苑内の自然観察会申込み要領を公表 19年5月4・5日に開催

自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2007.01.17 【情報源】宮内庁/2007.01.16 発表

 平成19年5月4日のみどりの日、5月5日のこどもの日に、通常は一般公開されていない吹上御苑内で自然観察会を開催することをあきらかにしていた宮内庁は、この観察会の申込み要領を19年1月16日に発表した。
 吹上御苑は、江戸時代初期(1657年)の明暦の大火以降、庭園として整備・管理されるようになった場所で、第二次大戦以降は昭和天皇のご意向により、武蔵野風の自然に戻すことを意識し、できるだけ手をかけない形の管理が行われるようになった。
 現在、苑内には武蔵野の面影を伝えるクヌギ林、シイ、カシなどの大木を交えた鬱蒼とした林、湿地などが点在し、タヌキ、モグラ、野鳥、昆虫など多くの動物も生息している。
 今回の自然観察会は、19年から「みどりの月間」が設けられることとなったことをきっかけに、8年から100名を超える人が携わって実施された、皇居内の生物調査の成果などを国民とわかち合いたいという天皇・皇后両陛下のご希望を踏まえて開催されるもの。
 5月4日は中学生以上(中学生は保護者同伴に限る)を対象に、5月5日は引率者が付いた4年生以上の小学生グループを対象に各3回自然観察会を実施予定。1回あたりの開催時間は1時間半程度で参加人数は各回あたり約30人程度。参加費は無料だが、傷害保険料(実費50円程度)の負担が必要。
 参加希望者は、日本郵政公社製往復はがきの表面に申込み宛先(〒100−8111東京都千代田区千代田1−1宮内庁管理部管理課庶務係)、裏面に参加希望日、参加希望回、代表者氏名、電話番号、参加希望者全員の氏名(引率者についてはその旨も明記)、年齢、性別、住所、返信用はがきの表面に、申込代表者の郵便番号、住所、氏名を明記の上、19年2月10日(当日消印有効)までに郵送で申し込むことが必要。申込みは個人、グループともに1件に限る。
 申込み多数の場合には抽選で参加者を決定するが、(1)日本郵政公社製往復はがき以外での申込みを行った場合、(2)複数の申込みを行った場合、(3)必要事項の記入漏れがある場合、(4)申込み期限を過ぎて申し込んだ場合には、申込みが無効になる。
 抽選結果は申込みされたすべての人に3月末までに通知する。【宮内庁】

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