一般財団法人環境イノベーション情報機構
18年度循環・共生・参加まちづくり表彰で8自治体を選定
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2007.01.12 【情報源】環境省/2007.01.12 発表
環境省は平成18年度の「循環・共生・参加まちづくり表彰」の表彰団体8団体を平成19年1月12日までに決定した。「循環・共生・参加まちづくり表彰」は同省が2年度から実施してきた「アメニティあふれるまちづくり優良地方公共団体表彰」を15年度からと改称したもの。地球環境問題からリサイクル対策まで多岐にわたる地域の課題を視野に入れ、住民・企業がパートナーシップを構築しながら持続可能なまちづくりに取り組んでいる地域を表彰するとしている。
今回表彰が決定したのは、千葉県市川市、東京都港区、富山県魚津市、京都府京丹後市(きょうたんごし)、和歌山県白浜町、島根県斐川町(ひかわちょう)、山口県宇部市、高知県香南市(こうなんし)。
このうち、東京都港区では、環境活動を協働して行う拠点として区が設置した「エコプラザ」が、区民環境リーダー養成講座、大人や子ども向けのエコツアー、あきる野市での里山保全活動を行っているほか、区内に本部機能がある事業者や教育機関などが参加し、地域住民との連携・協働の場として「みなと環境にやさしい事業者会議」を設立。地球温暖化防止やヒートアイランド対策に関する活動などを行っている。
また鳴き砂で有名な琴引浜のある京都府京丹後市では、環境先進国デンマークの研修センター「風のがっこう」の日本版として設立した「風のがっこう京都」を運営し、風車と自然資源に囲まれる中で環境、自然、産業創出を学び、体験し、考えるさまざまなプログラムを実施している。【環境省】