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環境ニュース[国内]

17年度悪臭苦情件数、1万9,114件に

大気環境 悪臭】 【掲載日】2006.12.26 【情報源】環境省/2006.12.26 発表

 環境省は平成18年12月26日、全国の地方公共団体の報告に基づく17年度の悪臭苦情、悪臭規制の状況を公表した。
 17年度の悪臭苦情件数は1万9,114件で、16年度の1万9,657件より約2.8%減少した。苦情件数減少は2年連続。
 苦情の内容としては、「野外焼却」に関する苦情が最も多く、4,567件で全体の23.9%を占めた。これに続いては「サービス業・その他」の3,038件(15.9%)、「個人住宅・アパート・寮」の2,088件(10.9%)が多かった。
 都道府県別に見ると、ワースト5である東京、愛知、埼玉、神奈川、大阪だけで総苦情件数の40.6%を占め、都市部での苦情の多さが目立つ結果となっている。
 悪臭防止法の規制地域を設けている市区町村は、17年度末時点で、全国の市区町村の約70.3%(16年度:約63.1%)にあたる1,296市区町村(16年度:1,606市区町村 数値には市町村合併の影響あり)となっており、17年度にはこれらの規制地域内で立入検査が4,395件、報告徴収が962件、測定が150件行われた。なお測定の結果、規制基準を超えていたケースは40件で、法に基づく改善勧告が3件、改善命令1件が行われた。また行政指導は5,841件実施された。【環境省】

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