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環境ニュース[国内]

06年世界の天候 年後半にアジアからヨーロッパにかけ異常高温多発

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.12.25 【情報源】気象庁/2006.12.22 発表

 2006年に世界の多くの地域で平均気温が平年を上回り、年の後半にはアジアからヨーロッパにかけ異常高温が多発したとする、世界の天候のとりまとめ内容を、気象庁が06年12月22日に発表した。
 発表によると、06年にはシベリア中部、オーストラリア沿岸などの一部を除く多くの地域で、年平均気温が平年を上回ったことが確認されたとされている。
 また気象災害としては、1,400人以上の死者が伝えられた中国の台風(4〜8月)、日本と朝鮮半島の大雨(7月)、1,600人以上が伝えられたフィリピンの地滑りや台風(2月、5月、9〜11月)、1,000人以上の死者が伝えられたヨーロッパの寒波(05年12月〜1月)、1,900人以上の死者が報じられたヨーロッパの熱波(6〜7月)、アフリカ東部の大雨(8〜11月)、米国の熱波(7〜8月)、小麦の収穫量が05年の4割弱まで減少したオーストラリアの干ばつ(年後半)などが報告されている。【気象庁】

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