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環境ニュース[国内]

中小事業所向けVOC処理技術 18年度実証対象技術3件を都が決定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.12.25 【情報源】環境省/2006.12.22 発表

 平成18年度に実施する「環境技術実証モデル事業」のうち、VOC処理技術分野中小事業所向けVOC処理技術)の実証試験実施機関である東京都は、実証対象技術として3件の技術を選定したと18年12月22日に発表した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 今回評価対象とする中小事業所向けVOC処理技術とは、中小の塗装、印刷、工業用洗浄、クリーニング工場などから排出されるVOC処理技術のうち、低コスト・コンパクト、メンテナンスが容易で、商業的に利用可能な技術。分解方式、除去・分離方式、その組み合わせ方式のいずれでも可。また、臭気物質の除去を目的としたVOC処理技術も対象にするとしている。
 今回採択されたのは、(株)荏原製作所開発の「Bioton(バイオトン)」、東洋紡績(株)開発の「Kマットロール脱臭装置」、(株)山岸工業開発の「酸化触媒方式VOC処理装置」。
 これらの技術は今後、技術ごとの実証試験計画を策定した後、実証試験を順次実施し、年度末までに実証試験結果報告書をとりまとめ、公表するスケジュールとなっている。【環境省】

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