一般財団法人環境イノベーション情報機構
ヒートアイランド対策技術の18年度実証試験実施機関が建材試験センターに決定 実証試験対象の技術募集へ
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.11.27 【情報源】環境省/2006.11.27 発表
環境省は平成18年11月27日、18年度に実施する「環境技術実証モデル事業」のうち、ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減技術)の実証試験実施機関として、(財)建材試験センターを選定したと発表した。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
今回評価対象とするヒートアイランド対策技術は、建築物に後付け可能な外皮技術で、室内冷房負荷を低減させることによって人工排熱を減少させ、ヒートアイランド対策効果が得られる緑化以外の技術。代表例としては、入射日射量を削減させる窓用日射遮蔽フィルム、日射反射率を高める高反射性・遮熱塗料などが想定されている(注1)。
なお実証試験実施機関に選定された建材試験センターは11月27日中にただちに、実証試験対象技術を18年12月15日(必着)まで募集すると発表。
実施試験を希望する申請者は、所定の形式にのっとった申請書11部(正本1部、写し10部)を募集要項にもとづき、(財)建材試験センター性能評価本部適合証明課(担当:島崎、住所:〒103−0025東京都中央区日本橋茅場町2丁目9番8号友泉茅場町ビル10階)まで郵送で提出することが必要。
(注1)この2種の技術以外にも、目的に合致する技術は幅広く対象とする。【環境省】