一般財団法人環境イノベーション情報機構
06年度クールビズで二酸化炭素約114万トン削減 環境省試算
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.11.13 【情報源】環境省/2006.11.10 発表
夏のオフィスの冷房設定温度を28℃程度に設定することとともに、28℃の室温でも涼しく効率的に働くことができる夏のビジネススタイル「COOL BIZ(クール・ビズ)」を呼びかけてきた環境省は2006年11月10日、「COOL BIZ」の実践により、06年は約250万世帯の1か月分の排出量に相当する約114万トン(二酸化炭素換算)分の二酸化炭素が削減されたとする推計結果を公表した。この推計は男女1,200名を対象にしたWEB上のアンケート調査の結果、「勤務先が例年より冷房温度を高く設定している」と回答した就業者(会社員・公務員・商工自営業者など)が43.2%いたため、この割合をもとに二酸化炭素削減量を算定したもの。
うち、エアコンの温度を05年から高く設定していると回答した人は29.9%、06年度から高く設定するようになったと回答した人は13.3%だった。
なお「COOL BIZ」を「知っている」と答えた人は96.1%にのぼっていた。【環境省】