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環境ニュース[国内]

島根原発1号機で技術基準を下回る配管を確認

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.11.10 【情報源】原子力安全・保安院/2006.11.09 発表

 平成18年11月9日、中国電力(株)島根原発1号機(沸騰水型:定格電気出力46万キロワット)で、原子炉へ送る水中の不純物を取り除く6基の「復水フィルタ」設備からの水を1つにまとめる合流管に、技術基準(注1)で定められた厚さ(6.37ミリメートル)を下回っている部分があることが確認された。
 この減肉は、定期検査の一環として配管の肉厚測定実施中に見つかったもの。該当箇所はA〜F6基の「復水フィルタ」のうち、B塔とC塔と配管との接続部分で、それぞれ厚さは最小5.9ミリメートルと5.8ミリメートルだった。
 中国電力では、この事実を11月9日中に原子力安全・保安院に報告するとともに、原因究明調査、補修方法の検討を実施する方針を固めた。
 なお、この件による外部への放射性物質の影響はないという。

(注1)電気事業法に基づいた、電気工作物の設計製造の基準および維持運用されるべき水準を定めた基準。【原子力安全・保安院】

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