一般財団法人環境イノベーション情報機構
11月は「エコドライブ推進月間」 エコドライブ10のすすめを普及へ
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.10.31 【情報源】国土交通省/2006.10.31 発表
警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省が参加する「エコドライブ普及連絡会」は、11月を「エコドライブ推進月間」と位置付け、環境負荷を減らす自動車の運転方法「エコドライブ」を普及・推進するために広報活動を18年度から展開する。行楽シーズンであり自動車に乗る機会が多くなる11月を「エコドライブ推進月間」とすることは、連絡会が06年6月にまとめた「エコドライブ普及・推進アクションプラン(注1)」に盛りこまれていた。
月間中には、エコドライブとして推奨すべき10の取組みを具体的に示した「エコドライブ10のすすめ」の内容をポスター掲示、チラシ配布、講習会の実施などを通じて普及していくことを予定している。
なおこの「エコドライブ10のすすめ」は15年に制定したものの見直し版。(1)ふんわりアクセル「eスタート」、(2)加減速の少ない運転、(3)早めのアクセルオフ、(4)エアコンの使用を控えめに、(5)アイドリングストップ、(6)暖機運転は適切に、(7)道路交通情報の活用、(8)タイヤの空気圧をこまめにチェック、(9)不要な荷物は積まずに走行、(10)駐車場所に注意−−の全項目についてドライバーの参考となる効果指標を示している。
10項目のうち、走行時の主な行為についてエコドライブを実施すると15%程度燃費が改善するという。
(注1)京都議定書の第1約束期間(08〜12年)までにエコドライブを浸透させることを目標とし、06年度から08年度の3年間に、政府、自治体、関係団体、製造事業者、輸送事業者、ドライバーが取組むべき事項を示したもの。【国土交通省】