一般財団法人環境イノベーション情報機構
05年度ウォームビズで二酸化炭素約141万トン削減 環境省試算
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.10.27 【情報源】環境省/2006.10.27 発表
冬のオフィスの暖房温度を20℃程度に設定することとともに、20℃の室温でも暖かく働くことができるビジネススタイル「WARM BIZ(ウォームビズ)」を05年度に呼びかけた環境省は2006年10月27日、「WARM BIZ」の実践により、約260万世帯の1か月分の排出量に相当する約141万トン(二酸化炭素換算)分の二酸化炭素が削減されたとする推計結果を公表した。この推計は無作為抽出した男女1,200名を対象にしたウエッブ上のアンケート調査の結果、「勤務先が例年より暖房温度を低く設定している」と回答した就業者(会社員・公務員・商工自営業者など)が30.5%いたため、この割合をもとに二酸化炭素削減量を算定したもの。
また「WARM BIZ」を「知っている」と答えた人は90.2%にのぼっていた。【環境省】