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環境ニュース[国内]

日本海沿岸地域への医療系廃棄物漂着 計2万点以上に

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2006.10.26 【情報源】環境省/2006.10.06 発表

 環境省は2006年10月6日、山形県から鹿児島県までの日本海沿岸地域に依然として医療系廃棄物の漂着が続いていることをあきらかにした。
 これらの医療系廃棄物は06年8月中旬頃から漂着しはじめ、8月25日までに計約6,000個の漂着が把握されていたが、その後も漂着が継続。9月22日までに把握された医療系廃棄物は計2万点以上(薬瓶約1万2,000点、注射器約4,800点)に及び、また漂着物のうち、中国語などによる表記が確認されたものも計約800点以上にのぼっている。
 日本政府の外交ルートを通じて行った問い合わせに対し、中国行政当局からは「05年から国内沿岸地域での医療廃棄物管理を厳格化している。今回の漂着に対しては、関係機関を調査中だ」という回答が伝えられている。
 環境省は、医療系廃棄物の漂着状況の把握を今後も継続するとともに、外交ルートを通じた近隣諸国との情報交換を行い、発生源・漂着ルートの解明を進めていく方針だ。【環境省】

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