「海上輸送モーダルシフト推進検討会」を設置

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.10.23 【情報源】国土交通省／2006.10.23 発表

　国土交通省は「海上輸送モーダルシフト（注１）推進検討会」を新たに設置し、その第１回を平成１８年１０月２５日に、船員中央労働委員会特別会議室で開催する。
　この検討会は、京都議定書の目標達成に向け重要でありながら、進捗が十分とは言えないモーダルシフトの促進を、一般貨物の長距離定期輸送サービスを提供しているフェリー、ＲＯＲＯ船（注２）、コンテナ船を中心に検討するもの。
　具体的な議題としては、（１）船舶の建造、港湾埠頭整備などとの連携、（２）海運事業者による荷主への海上輸送の特性アピール策、（３）事業展開・行政運営のために必須な統計データのあり方−−などを議論する。
　
（注１）自動車による輸送から、より二酸化炭素排出量が少ない船舶や鉄道への輸送へ輸送手段を転換していくこと。
（注２）ロールオンロールオフ貨物船の略称。トラックやフォークリフトがそのまま船内に乗り入れ、荷台の積み下ろしを行える貨物船。【国土交通省】