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環境ニュース[国内]

東芝製原子炉給水流量計の試験データ不正 改善指示事項の反映状況確認で同社を立入調査へ

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.10.16 【情報源】原子力安全・保安院/2006.10.13 発表

(株)東芝製原子炉給水流量計の実流量試験データ不正問題に関連して、原子力安全・保安院は平成18年10月13・16日の両日、前回立入調査での改善指示事項の反映状況、再発防止策の実施状況を確認するため、東芝への立入調査を行った。
 18年4月に発覚した東芝製原子炉給水流量計の試験データ不正問題に関して東芝は、18年5月に企業の社会的責任(CSR)活動の再構築、品質保証体制の見直し−−などを内容とする再発防止策をまとめていたが、保安院が18年6月22・23日に同社に対して行った立入調査で、この再発防止策実施に関わる問題点がみつかったため、7月に、(1)重点対象層を明確にした上での法令・社会規範・倫理遵守(コンプライアンス)意識活性化策の検討・実施、(2)「製品安全・コンプライアンスの最優先」という方針の就業員への浸透・定着度を経営者自らが評価・確認すること、(3)再発防止策の実施状況評価と改善のためのマネジメントレビューの実施−−が指示されていた。
 今回の立入調査は、13日に東芝本社、16日に東芝磯子エンジニアリングセンターと京浜事業所を対象に実施された。【原子力安全・保安院】

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