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環境ニュース[国内]

環境省がローソン、モスフードサービスと自主協定締結

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2006.09.13 【情報源】環境省/2006.09.12 発表

 環境省と(株)ローソン、(株)モスフードサービスは平成18年9月12日、循環型社会構築や温暖化防止を目的とした自主協定を、東京・霞ヶ関の環境大臣室で締結した。
 この協定は、18年2月に中央環境審議会が環境大臣に意見具申した、容器包装リサイクル法の見直し内容の中で、廃棄物発生抑制や再使用推進に関するファストフード店などの自主的取組みを加速する手法として提案されていたもので、国と事業者が環境保全に向け自主協定を締結するのは今回が初めて。
 ローソンとの協定の中には、(1)マイバッグ作成やレジ袋を断った客へのポイント付与などのサービス実施により、ローソンの20年度のレジ袋使用量を17年度より20%削減すること、(2)省エネ、緑化などの温暖化防止活動にローソンが努力すること、(3)環境省が環境保全情報の提供やローソンの活動の広報に協力すること−−が盛り込まれており、一方、モスフードサービスとの協定の中には、(一)モスフードサービスが18年度中にプラ製容器包装の一部(17年度利用の50%分)を非石油系製品に転換すること、(二)チェーン全体で発生した食品廃棄物発生量の20%をリサイクルすること、(二)店舗で省エネ、廃棄物発生抑制、再使用可能な容器の使用を進めること、(三)環境省がモスフードサービスの取組みへの協力、広報を行うこと、(四)特に優れた店舗・支部を環境大臣が視察すること、(五)協定の有効期間を1年間とすること−−が盛り込まれている。
 なお、環境省はこの協定締結により、事業者の環境保全に関する自主的取組内容の妥当性・実効性確保や先進的事業者の更なる取組みの促進−−が期待できるとしている。【環境省】

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