一般財団法人環境イノベーション情報機構
CNG車導入モデル地域として新たに長岡市、柏市、りんくうタウンを指定へ
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.08.30 【情報源】国土交通省/2006.08.30 発表
国土交通省は平成17年度から開始している「CNG(圧縮天然ガス)車普及促進モデル事業」で、新たに、新潟県長岡市、千葉県柏市、関西国際空港・りんくうタウン(大阪府)をCNGバス・トラックの導入先進モデル地域として指定する方針を18年8月30日までに固めた。「CNG車普及促進モデル事業」は、指定された地域内で地方自治体、運送事業者、ガス事業者、国が「CNG車普及促進モデル協議会」を設置し、集中的・計画的なCNG車導入や、CNGスタンドの整備などCNG車を導入しやすい環境づくりを行うもの。すでに埼玉県さいたま市、神奈川県横浜市、川崎市、愛知県小牧市、兵庫県西宮市、中部国際空港がモデル地域に指定ずみ。
今回指定を受けた長岡市、柏市、りんくうタウンでは、18年7月時点ですでに各1か所のCNGスタンドが設置済みで、さらに20年度までにCNG車計173台(長岡市・34台、柏市・30台、りんくうタウン・109台)の導入と、CNGスタンドの整備・改善を予定している。
またこの事業による環境改善効果としては、18年度NOx排出量計6,680キログラム分(長岡市・1、050キログラム、柏市・150キログラム、りんくうタウン・5,480キログラム)、PM排出量計1,103キログラム分(153キログラム、柏市・30キログラム、りんくうタウン・920キログラム)の削減が見込まれている。【国土交通省】