一般財団法人環境イノベーション情報機構
「いきいき下水道賞」、18年度は青森市の下水熱エネルギー利用融雪事業など10事例表彰
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2006.08.29 【情報源】国土交通省/2006.08.28 発表
国土交通省は平成18年9月7日に実施する「いきいき下水道フェスティバル」の中で表彰を行う「いきいき下水道賞」の18年度受賞団体18年8月28日付けで発表した。同省では毎年9月10日の「下水道の日」を中心とする約1週間、下水道に関連したイベントや広報活動を全国各地で展開しており、「いきいき下水道賞」の授与もその活動の一環として実施されている。
「いきいき下水道賞」の受賞対象は、(1)下水道の整備により水質改善や良好な水環境が回復した事例を表彰する「水環境回復創出部門」、(2)汚泥や下水熱の有効利用事例を表彰する「下水道有効利用部門」、(3)下水道普及率や水洗化率の向上に貢献した普及啓発事例を表彰する「下水道普及啓発活動部門」の3部門。
18年度の受賞団体としては「水環境回復創出部門」で2事例(2団体)、「下水道有効利用部門」で1事例(1団体)、「下水道普及啓発活動部門」で7事例(7団体)が選ばれた。
このうち「下水道有効利用部門」を受賞した青森県青森市では、下水の熱エネルギーを利用した融雪事業が行われている。【国土交通省】