一般財団法人環境イノベーション情報機構
17年度末の全国下水道整備状況 処理人口でみた下水道普及率69.3%に
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2006.08.23 【情報源】国土交通省/2006.08.22 発表
国土交通省は、平成17年度末時点での全国の下水道整備状況をまとめ、平成18年8月22日付けで発表した。17年度末の全国の下水処理整備地区の人口は約8,802万人。処理人口でみた普及率(下水道処理人口普及率)は69.3%となり、16年度末の68.1%より1.2%増加した。
ただし都市規模別の下水道処理人口普及率を見ると、人口100万人以上の都市、県庁所在地都市の普及率がそれぞれ98.3%、88.8%と高率である一方で、人口5万人未満の市町村に限った下水道普及率は39.3%、町村に限った下水道処理人口普及率も39.8%と極端に低く、大都市と中小市町村の間にあいかわらず、大きな格差が存在していることが報告された。
なお都道府県別で最も普及率が高かったのは東京都の98.4%、最も低かったのが徳島県の11.5%だった。【国土交通省】