日本政府、パキスタンの洪水被害に約１，０００万円相当の緊急援助物資供与へ

　日本政府は、洪水により大きな被害を受けているパキスタン・イスラム共和国政府の被災者支援のために、約１，０００万円相当の緊急援助物資（毛布、プラスチック・シート、浄水器、発電機など）の供与を行う方針を２００６年８月１０日までに決めた。
　パキスタンでは、０６年７月下旬から続く北西辺境州を中心にした豪雨が原因となり、鉄砲水、土砂崩れなどが発生。０６年８月９日時点で、死者２９６名、全壊・半壊１万２，６０３家屋に達する被害が起こっているため、同国政府は復旧のための自助努力とともに、日本に緊急援助を要請していた。【外務省】