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環境ニュース[国内]

中村科学器械工業が化審法違反 新規化学物質の輸入で

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.07.28 【情報源】環境省/2006.07.28 発表

 理化学機器メーカーの中村科学器械工業(株)(本社:東京都中央区)が、化審法にもとづき確認を受けた輸入数量を超え、液晶の原料を輸入していたことが判明した件に関連し、同法を所管する環境省、厚生労働省、経済産業省の3省は平成18年7月28日、問題のあった確認を取り消すとともに、同社と同社に不適切な便宜を図ったチッソ(株)に対し、法令遵守の徹底と再発防止に向けた化学物質管理体制の整備を指導した。
 中村科学器械工業は、液晶の原料として使用する新規化学物質について、化審法に基づき「18年度に600キログラム輸入可能」とする確認を受けていたが、チッソがこの物質について受けた確認に関する通知書を借り受けることにより、輸入数量を超える計1,140キログラムを18年4月から5月にかけて輸入していた。 
 しかし、輸入審査窓口となった門司税関が、この行為の妥当性を経済産業省に確認するよう、中村科学器械工業に指示したことから、輸入数量の超過と通知書の借り受けの2点についての違法性が発覚した。【環境省】

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