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環境ニュース[国内]

17年度農水省政策評価結果を公表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.07.14 【情報源】農林水産省/2006.07.14 発表

 農林水産省は平成18年7月14日までに、17年度の同省「政策評価年次報告書」をまとめ公表した。
 政策評価は国民の立場に立った質の高い政策実施を進めるために、客観的に政策の効果を評価する制度として13年度から中央官庁に導入されたもの。14年4月からは「行政機関が行う政策の評価に関する法律(行政評価法)」の枠組みに基づいて政策評価が行われている。
 報告書は「評価に当たっての基本的考え方」、「17年度政策の評価の実施方針」、「17年度政策の実績評価結果の概要」、「農林水産省政策評価会委員による意見の概要」、「政策評価に係る今後の改善について」の5部構成。
 このうち17年度政策の実績評価結果では、16の政策分野で政策手段と55の目標値を設定し、その達成度を評価する手法をとっている。
 実際に評価対象にした目標値は50で、うち32目標(64%)が達成度「A(90%以上)」と評価された。
 環境に関係する分野では、「森林が持つ多面的機能の発揮」分野で設定されていた目標のうち、「国民参加の森林づくり」、「世界の食料需給安定への貢献」分野で設定されていた「地球環境保全への貢献」、「都市との共生・対流」分野で設定されていた「景観が優れ、豊かで住みよい農村の実現」がいずれも達成度「B(50%以上90%未満)」とされた。
 一方、「環境と調和のとれた持続的な農業生産体制への転換」分野で設定されていた目標「エコファーマー認定件数」、「森林が持つ多面的機能の発揮」分野で設定されていた「国際的な協調の下での森林の有する多面的機能の発揮に向けた取組の推進」は達成度「A」とされている。【農林水産省】

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