一般財団法人環境イノベーション情報機構
食品安全性に関係する有害化学物質の18年度「監視・観測年次計画」作成
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.07.03 【情報源】農林水産省/2006.06.30 発表
農林水産省は食品安全性に関係する有害化学物質の平成18年度「サーベイランス・モニタリング(監視・観測)年次計画」を18年6月30日までにまとめた。この「年次計画」は18年4月に同省が公表した、食品安全性に関係する有害化学物質の「サーベイランス・モニタリング中期計画」に基づくもの。
「中期計画」はモニタリング対象内の優先度分類の考え方、モニタリング時の留意事項−−を示すとともに、今後5年間に優先的に監視・観測調査を実施すべき27の危害要因を示していたが、今回まとまった「年次計画」では、中期計画の優先度を考慮した18年度調査対象物質が、それぞれのデータの使用目的、調査対象品目、分析点数などとともに示されている。
なおサーベイランスの調査対象となる危害要因は、総ヒ素、無機ヒ素、ダイオキシン類、DON、NIV、オクラトキシンA、ゼアラレノン、アクリルアミド、3−MCPD、水銀の10要因、モニタリングの調査対象はカドミウム、アフラトキシン、残留農薬、ヒ素、水銀、鉛の6要因。【農林水産省】