一般財団法人環境イノベーション情報機構
18年度エコドライブ管理システム導入支援 583事業所への導入をNEDOに申請へ
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.06.05 【情報源】国土交通省/2006.06.01 発表
トラック・バス・タクシー事業者向けに平成18年度に実施される、エコドライブ管理システム(EMS)導入支援事業で、NEDOの審査を受ける事業者が固まり、18年6月1日に国土交通省が公表した。この事業は、エコドライブ管理システム用機器(デジタル式運行記録計、分析ソフト、カードリーダー)の導入費の3分の1を国が補助するもので、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のエネルギー使用合理化事業者支援事業の補助制度を活用している。
18年度は、国が認めた「事業実施主体(財団法人運輸低公害車普及機構)」が補助を受けて整備したEMS用機器をリースする事業を17年度に引き続き実施するほか、EMS用機器を事業者が買取る場合にも、新たに補助が受けられる。
ただし、買取りで補助を受けようとする事業者は、みずから「事業実施計画」を作成し、国土交通省の認定を受けた上で、NEDOに補助申請をすることが必要とされていた。
6月1日の公表内容によると、買い取り方式のEMS用機器導入についての「補助実施計画」への認定を受けたのは18社30事業所(トラック9事業所、バス18事業所、タクシー3事業者)で、導入機器の数は事業所用機器が27台、 車載器が1,817台(トラック471台、バス1,113台、タクシー233台)。補助申請予定額は1億2,019万円にのぼった。
一方、リース事業については「事業実施主体」である(財)運輸低公害車普及機構がリース先をとりまとめた「補助実施計画」を作成し、認定されたが、「計画」にもとづくリース先は、372社553事業所、リース台数は事業所用機器520台、 車載器1万2,237台(トラック1万571台、バス751台、タクシー915台)、補助申請予定額9億7,569万円分だとしている。【国土交通省】