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環境ニュース[国内]

運輸部門でのバイオ燃料導入促進など提言 石油政策小委員会報告書

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2006.05.31 【情報源】資源エネルギー庁/2006.05.29 発表

 総合資源エネルギー調査会石油分科会は平成18年5月29日、今後の石油政策の方向性に関する報告書を同分科会石油政策小委員会から受け取り、その内容を了承した。
 この報告書は、原油価格の高騰が続く状況の中で、エネルギー安全保障を向上させるにはどうしたらよいかという観点から、今後の石油政策の方向性を検討したもの。
 今後取組むべき政策の方向性として、「資源の確実な確保」、「供給基盤強化」、「リスク分散」、「緊急時の対応力向上」をあげており、このうち「リスク分散」に関する具体的な施策としては、「ほぼ100%を石油に依存している運輸部門の燃料多様化が必要」と指摘。
 2020年頃までに、ガソリンへのバイオエタノール混合率上限を現在の3%から10%にひきあげることをめざして、バイオエタノール10%混合ガソリンを使用しても安全性に問題がない自動車の普及が必要だと提言している。
 なおこの報告書の内容は、この後行われるパブリックコメントの結果を反映させた後、最終決定される予定。また、近々まとまる予定の「新・国家エネルギー戦略」にも盛り込まれる見込みだ。【資源エネルギー庁】

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