一般財団法人環境イノベーション情報機構
17年度家電4品目のリサイクル実績を公表 5年連続で法の基準値上回る
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2006.05.26 【情報源】環境省/2006.05.26 発表
平成18年5月26日、家電製品協会と家電メーカー各社は17年度の家電4品目のリサイクル実績を公表した。17年度の4品目のリサイクル率はエアコンで84%(16年度:82%)、テレビで77%(16年度:81%)、冷蔵庫・冷凍庫で66%(16年度:64%)、洗濯機で75%(16年度:68%)。
エアコン60%以上、テレビ55%以上、冷蔵庫・洗濯機各50%以上(いずれも重量ベース)という同法のリサイクル率基準値は5年連続で達成された格好だ。
なお17年度1年間の4品目の指定引取場所での引き取り台数は16年度より3.6%増えた計約1,162万台に達しており、指定引取場所から全国の家電リサイクルプラントに搬入された台数も約1,163万台と16年度より3.8%増えている。
家電リサイクルプラントに搬入されたこれらの廃家電からは、1年間で鉄約14万5,034トン、銅約1万1,883トン、アルミニウム約3,324トン、ブラウン管ガラス約5万3,727トンなどが有価物として回収された。
またエアコンや電気冷蔵庫・冷凍庫に冷媒として用いられていたフロン類約1,433トンが回収され、うち1,428トンが破壊されたほか、冷蔵庫・冷凍庫の断熱材からもフロン類約608トンが液化回収され、うち約605トンが破壊された。【経済産業省,環境省】