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環境ニュース[国内]

拡散防止策なしで利用できる組換え生物を農水・環境大臣に助言する学識経験者名簿改訂 18年4月に

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2006.04.19 【情報源】環境省/2006.04.19 発表

 農林水産省と環境省は平成18年4月19日までに、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)」に基づき、農林水産大臣が所管する遺伝子組換え生物を環境中への拡散防止策をとらないで使用する場合(カルタヘナ法の第1種使用にあたる場合)に、使用の内容や方法が生物多様性に影響しないか両大臣が意見を聴くための学識経験者の名簿を改訂した。
 カルタヘナ法では、第1種使用を行う場合に、主務大臣が学識経験者の意見を参考としながら、生物多様性への影響の度合いを判断し使用承認の可否を決定することになっている。
 農林水産大臣が所管する遺伝子組換え生物については16年1月に農林水産大臣と環境大臣によって24名が選定され、その後、17年4月にメンバーが32名に改定されていた。
 今回の改定では、中島皐介(こうすけ)・日本大学生物資源科学部教授と鷲谷いづみ・東京大学大学院農学生命科学研究科教授がはずれ、西尾剛・東北大学大学院農学研究科教授が新たに加わったことにより、メンバー総数が31名になった。【環境省】

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