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環境ニュース[国内]

17年度の原子力施設でのトラブル、15件に

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.04.10 【情報源】原子力安全・保安院/2006.04.07 発表

 原子力安全・保安院子力安全・保安院は平成17年度に発生した原子力施設でのトラブル状況をまとめ、18年4月7日付け発表した。
 17年度に報告されたトラブルの件数は16年度から5件減少した15件で、すべて法律に基づく報告によるもの。通達に基づく報告はなかった。また原子炉1基あたりのトラブル件数は0.3件(16年度:0.4件)だった。
 これらのトラブルを国際原子力事象評価尺度(INES)で評価した結果では、レベル0〜7の7段階評価で、「レベル0+(安全上重要ではないが、安全に影響を与えうる事象)」が柏崎刈羽5号機の復水器の真空度低下が1件、「レベル0−(安全に影響を与えない事象)」が13件(うち暫定評価 件含む)、評価対象外が美浜1号機の補助建屋排気筒下部のひび1件だった。
 一方、研究開発段階炉や、再処理施設、廃棄物管理施設などその他の原子力施設では、17年度に報告されたトラブルはなかった。【原子力安全・保安院】

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