一般財団法人環境イノベーション情報機構
ヒートアイランド対策技術の17年度技術実証評価報告書を環境省が承認
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.03.03 【情報源】環境省/2006.03.03 発表
17年度の「環境技術実証モデル事業」のうちヒートアイランド対策技術の実証試験結果報告書が、実証機関である大阪府により作成され、18年3月3日までに環境省がこれを承認した。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
ヒートアイランド対策技術での実証試験実施は16年度に続くもので、評価対象技術は、業務用エアコンの空冷室外機から発生する顕熱を抑制する後付け設置が可能な技術。
因幡電機産業(株)の空調室外機用水噴霧器(エコロータリージェット)と、高砂熱学工業(株)のビル用マルチ冷媒サブクールシステムが実証対象技術として選定されていた。
報告書は、環境技術実証モデル事業ホームページからダウンロードが可能で、実証対象技術の概要、試験条件、顕熱抑制性能、運転・維持管理にかかわるそれぞれの試験結果、ランニングコスト、メンテナンスの容易さ・マニュアルの内容への定性評価など−−多角的な評価情報が掲載されている。【環境省】