一般財団法人環境イノベーション情報機構
オフロード法対象外の建設機械で排ガス対策促進へ 低排ガス型機械の指定制度概要案への意見募集開始
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2006.02.20 【情報源】国土交通省/2006.02.17 発表
国土交通省は平成18年2月17日、「道路運送車両法」や「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)」で規制対象外となっている建設機械を対象に、排出ガス低減型のエンジンや建設機械の型式を認定・指定、公表し、その使用を促進する「排出ガス対策型建設機械の指定制度概要案」をあきらかにし、この案について18年2月23日まで意見募集を行うことにした。この制度案は、オフロード法の法案審議時の衆参両院附帯決議で、特殊自動車以外の汎用エンジンについても、早期排出ガス規制導入を検討する必要性が指摘されたことを受け、オフロード法規制対象外の建設機械についての排出ガス対策を進めようとしたもの。
制度の対象エンジンを、道路運送車両法やオフロード法による型式指定を受けていないディーゼルエンジンとし、この中で中環審「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第6次答申)」の「ディーゼル特殊自動車に係る許容限度設定目標値」を参考にした排出ガス基準値以下のものを建設機械やエンジンの製造者の申請により「排出ガス対策型原動機」に認定するとしたほか、この「認定排出ガス対策型原動機」を搭載した建設機械を「排出ガス対策型建設機械」として指定し、公表するとしている。
意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は国土交通省総合政策局建設施工企画課施工環境係(住所:〒100−8918東京都千代田区霞が関2−1−3、FAX番号:03−5253−1556、電子メールアドレス:PLB_KSE@mlit.go.jp)。【国土交通省】