一般財団法人環境イノベーション情報機構
CDM・JIプロジェクト受入国17か国の代表招き、京都メカニズムフォーラム開催へ
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.02.16 【情報源】環境省/2006.02.15 発表
外務省、経済産業省、環境省の3省はCDM・JIプロジェクト受入国(ホスト国)となりえる国の政府関係者と民間機関代表を招き、東京・千代田区の赤坂プリンスホテルで、「京都メカニズム−JAPAN Carbon Investors Forum」を2005年3月に続き、開催する。開催日時は06年3月15日9時30分から17時10分まで。CDMとJIは京都議定書に導入されている、市場原理を活用した削減目標達成のための措置「京都メカニズム」の中の制度。CDMは先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度、またJIは先進国同士が共同で温暖化対策事業を行い、その事業によって削減された排出削減分を事業の投資国と実施国とで分け合うことができる制度となっている。
今回のフォーラムは、日本とホスト国双方の関係者の相互理解を深め、京都メカニズムの本格活用の推進をめざしたもの。具体的には17か国の政府関係者と産業界関係者を1名ずつ、計34名招へい。各国の京都メカニズム関連政策、重点プロジェクト分野、有望プロジェクトについての紹介・質疑応答を行う。
参加希望者は参加登録サイトから登録が必要。希望者多数の場合は抽選で参加者を決定する。【外務省,経済産業省,環境省】