「３Ｒイニシアティブ高級事務レベル会合」を東京で開催へ　閣僚会合の成果具体化めざし

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2006.02.13 【情報源】環境省／2006.02.13 発表

　２００５年４月に、環境大臣の主催で東京で開催された「３Ｒイニシアティブ（行動計画）閣僚会合（注１）」の成果を具体化するための後続会合「３Ｒイニシアティブ高級事務レベル会合」が０６年３月６日から８日まで、東京・市ヶ谷の独立行政法人国際協力機構国際協力総合研修所で開催されることになった。
　「３Ｒイニシアティブ閣僚会合」は、小泉首相が提唱し０４年のＧ８サミットで合意された「３Ｒイニシアティブ」を開始するための会合として位置づけられ、（１）経済的に実行可能な廃棄物の３Ｒ化推進、（２）再生利用原料や再生利用された製品、クリーンな技術の国際的な流通に対する障壁の低減、（３）人材育成や途上国との協力、（４）多様な関係者間の協力の奨励、（５）３Ｒに適した科学技術推進−−の５テーマに沿った議長総括が採択されていた。
　今回の会合は、３Ｒイニシアティブ閣僚会合に出席した２０か国と関係際機関から高級事務レベルの人材を招き、（一）各国での３Ｒ推進、（二）循環資源の国際移動と環境保全確保など、国際的な３Ｒの推進−−について話し合いを進める。
　なお、６日と８日に予定している総括セッションと、６日のランチセミナーに限って事前登録者の傍聴が可能。事前登録希望者は、０６年２月２４日１８時（必着）までに、特設ウエッブサイトに掲載の登録用紙に必要事項を記入し、電子メールで申し込むことが必要。宛先は「３Ｒイニシアティブ高級事務レベル会合」事務局（株式会社クリエイティブコンベンションセンター内担当：坂上、電子メールアドレス: 3R-SOM@ccc-inc.co.jp）。

（注１）３Ｒは廃棄物の発生抑制（リデュース）、資源・製品の再使用（リユース）、再生利用（リサイクル）のこと。【環境省】