全国７都市で「第３次環境基本計画案」に対するヒアリング実施へ

【環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.02.06 【情報源】環境省／2006.02.03 発表

　「第３次環境基本計画案」に対し、平成１８年２月２８日まで意見募集を実施することにあわせ、環境省は全国７都市でヒアリングを行うことを決め、ヒアリングでの意見発表者と一般傍聴者の募集を開始することにした。
　環境基本計画は環境基本法に基づいた、環境保全に関する総合的・長期的な施策の大綱を定める計画。
　策定後５年をめどに見直すことになっており、現在の第２次環境基本計画も平成６年に策定された第１次環境基本計画を見直し、１２年１２月に閣議決定されたもの。第２次計画の見直しは、１７年２月１４日に環境大臣から中央環境審議会に諮問され、約１年にわたる審議を経て１８年２月３日までに「第３次環境基本計画案」がまとめられた。
　ヒアリングを開催するのは、札幌（３月７日）、仙台（３月９日）、東京（２月２７日）、名古屋（３月８日）、大阪（２月２８日）、岡山（３月６日）、熊本（３月１日）で、時間はいずれも１４時〜１６時３０分。
　意見発表希望者は、「環境基本計画地方ブロック別ヒアリング（○○会場）意見発表希望」、住所、氏名、連絡先電話番号・ＦＡＸ番号、職業、年齢、意見の要旨（箇条書きで可）を書面に記入した上で、希望会場にあわせた宛先に１８年２月１７日（必着）まで、ＦＡＸか郵送で申し込むことが必要。意見発表者として確定した人に対しては、後日、中環審事務局が連絡を行い、開催日の１週間前までに当日会場で配付する意見概要ペーパー（Ａ４数枚程度）を事務局に提出してもらう。
　一方、傍聴希望者は、「環境基本計画地方ブロック別ヒアリング（○○会場）傍聴希望」、住所、氏名、連絡先電話番号・ＦＡＸ番号、職業、年齢を書面に記入した上で、希望会場にあわせた宛先に１８年２月２０日まで）に提出する必要がある。受付は先着順で、定員を超えた場合には、傍聴できない人に対し事務局から連絡を行う。【環境省】