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環境ニュース[国内]

中環審が鳥獣保護と狩猟適正化の方向性について答申

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.02.03 【情報源】環境省/2006.02.03 発表

 中央環境審議会野生生物部会鳥獣保護管理小委員会で検討が進められていた、鳥獣保護と狩猟適正化の方向性についての報告書がまとまり、平成18年2月3日に環境大臣への答申が行われた。
 この答申は、(1)鳥獣や生息環境の特性に応じた保護管理を進めるための国の「基本指針」、都道府県の「特定鳥獣保護管理計画」の見直し、(2)地域的に著しく個体増減が発生している鳥獣の科学的・計画的な保護管理を進めるために設けられた「特定計画制度」の充実、(3)鳥獣保護区の機能など鳥獣保護事業の強化、(4)鳥類中毒防止を目的とした製散弾の使用禁止強化など、狩猟の適正化−−を提言している。
 なお、報告書の検討を行った鳥獣保護管理小委員会の岩槻邦男委員長は、1月30日付けで談話を発表。(一)鳥獣の保護管理に重要な役割を果たしている狩猟者の減少・高齢化問題への対処、地域の鳥獣保護管理の担い手確保策、(二)狩猟のあり方−−を引き続き検討していくことが今後の課題であると指摘した。【環境省】

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