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環境ニュース[国内]

「疏水百選」を選定 22万6,000票の投票結果を反映

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.02.02 【情報源】農林水産省/2006.02.02 発表

 農林水産省内に設けられた「疏水百選選定委員会」は、平成18年2月2日までに、京都府の琵琶湖疎水など110疎水を「疏水百選」として選定した。
 疎水はかんがい、給水、舟運、発電などの目的で、新たに土地を切り開いて設けた水路のこと。用途としては農業用水の供給目的で設置されたものが多く、全国で約40万キロメートルにも及ぶ。これらの疎水は本来の設置目的以外にも、生態系保全や景観形成など多くの役割を受け持っているが、近年は農村地域の過疎化・高齢化により、従来のような地域共同作業による管理が難しくなってきている。
 今回の「疏水百選」の選定は、一般の人びとの疎水に対する意識を深め、都市の住民も含めた新たな疎水の保全活動につなげていくことをめざしたもの。
 選定にあたっては、候補となる284疏水を17年10月20日に公表し、12月11日までインターネット上と郵送による投票を実施。「選定委員会」がこの投票結果を踏まえた検討を行い、「疏水百選」を決定するという手続きをとった。
 なお投票期間中に寄せられた投票は約22万6,000票(インターネット経由:約12万2,000件、ハガキ・FAX経由:約10万4、000件)にのぼっていた。【農林水産省】

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