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環境ニュース[国内]

偏西風の蛇行などが影響 05年12月の大雪、低温

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.01.25 【情報源】気象庁/2006.01.25 発表

 2005年12月の記録的な大雪や低温は、(1)例年より南下した偏西風に沿って強い寒波が流入した上に、(2)熱帯の活発な対流活動が偏西風の蛇行を強化ししたことが原因であることが、06年1月25日の気象庁発表によってあきらかになった。
 発表によると、05年12月は偏西風がシベリア付近で大きく南に蛇行したため、偏西風に沿ってシベリア付近にあった寒気の中心から非常に強い寒波が日本列島に次々と流れ込んだが、一方でベンガル湾からフィリピン付近にかけての地域で対流活動が平年より活発化し、偏西風の蛇行が強化され、寒波の流入をさらに強めたという。
 日本列島では、17年12月に東日本、西日本で、気象庁による地域統計開始以降最も低い気温を記録したほか、気象庁が積雪を観測している15地点で、1月の最大積雪深を更新。特に新潟県の津南では観測開始以来の最大積雪深397セントメートル(18年1月12日現在)を記録した。【気象庁】

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