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環境ニュース[国内]

地域の景観、自然を活かした道づくりの取組みを「日本風景街道」と命名

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.01.20 【情報源】国土交通省/2006.01.20 発表

 国土交通省は平成18年1月20日、地域が主体となり、地域固有の景観、自然などを有効に活用し、美しい道路空間形成を促す取組みを新たに「日本風景街道(注1)」と名づけるとともに、実際に道空間づくりに取組む地域を支援する仕組みや制度を検討の参考にするため、先進的なモデルルートの公募を行うことにした。
 モデルルートへの応募は、「地域資源活用、保全方針、活動方針が明確でそれを実行する能力がある」、「将来にわたって継続的活動が可能」、「道路を所管する行政機関や利害関係者、既存活動実施者と連携・調整可能」という条件を満たした組織が、地域の体制を整備し、活動基本計画などを作成した上で行う必要がある。
 なお応募書類については、『日本風景街道』戦略会議が地域の魅力、組織力、取組みの独創性・新規性、継続性、効果−−の5点を評価して20件程度を採択する予定。
 応募受付締切は18年3月31日(消印有効)まで。宛先は『日本風景街道(シーニック・バイウェイ・ジャパン)』戦略会議事務局(住所:〒104−0045東京都中央区築地7−17−1住友不動産築地ビル2F財団法人道路新産業開発機構内)

(注1)これまでこの取組みは、アメリカの沿道地域資源の保全・整備を通じた観光振興プログラムにちなんで、「シーニックバイウェイ」という仮称で進められていた。「シーニックバイウェイ」は英語の「シーン(風景)」の形容詞形「シーニック」と脇道「バイウェイ」をつなげた言葉。【国土交通省】

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