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環境ニュース[国内]

主要資金供与国が19億ドルの資金拠出を約束 鳥・新型インフルエンザに関する国際会合

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.01.20 【情報源】外務省/2006.01.18 発表

 2006年1月17・18日の両日、中国の北京で「鳥及び新型インフルエンザに関する国際プレッジング会合」が開催され、103か国、20以上の国際機関から約700人が参加した。
 この会合では、鳥インフルエンザ・新型インフルエンザ流行の脅威に対して、国際社会が一丸となって対処すべきとの認識の下、財政支援に焦点をあてた議論が初めて行われ、日本を含む主要資金供与国から総額約19億ドル(うち、無償供与が10億ドル)に上る資金拠出が約束された。内訳は米国が3.34億ドル、日本が1.55億ドル、EU加盟各国が1.3億ドル、欧州委員会が1.2億ドル、世銀が5億ドル、アジア開発銀行が4.68億ドル、中国が0.1億ドルなど。
 また、成果文書「北京宣言」が採択され、その内容には(1)早期対応と国際的な連携の必要性、国際的および地域的取組みへの支持、(2)政治的リーダーシップ、迅速な情報・ウィルス株の共有、ワクチン・抗ウィルス薬の研究開発協力、国家準備計画定期評価に関わりを持つこと、(3)国際機関、民間機関、資金供与国からの財政的支援調整提案の歓迎−−などが盛り込まれた。【外務省】

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