「私が考える、自然資本　百年の国づくり提案」を募集へ

【環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.01.04 【情報源】環境省／2006.01.01 発表

　環境省は平成１８年４月２８日まで、「私が考える、自然資本　百年の国づくり提案」を広く一般の国民から募集することにした。
　「自然資本　１００年の国づくり」は、温暖化などで状態が悪化している日本の緑、水、空気、生きものを今後１００年間をかけて、人工社会資本と組み合わせながら再生し、次世代に負の自然資本を残さないことを基本理念とする提案。
　もともとは小池環境大臣が示した（１）「ニート」対策としての森林整備、（２）緑、風、水、生きものを骨格とした都市づくり、（３）太陽の恵みによるエネルギーの活用−−を内容としていたが、１８年１月１日までに環境省が（４）自然資本、道路、公共交通の良好な組合わせの追求、（５）郊外開発抑制、中心市街回帰を促す地方都市再生、（６）自然資本で栄える国家に向けての制度改革−−を追加した新提案をまとめた。
　今回の意見募集は、環境省が引き続き「自然資本　百年の国づくり」の提案内容を充実させていくにあたって、参考資料とすることを目的としたもので、環境省の新提案に対する意見でも、新提案にとらわれない内容でも応募可能。
　小中学生の部では２０００字以内の作文か、四つ切り画用紙大の絵、高校生の部と一般の部は５０００字以内の論文か、四つ切り画用紙一枚のイメージ画が対象となる。
　提出方法は郵送、ＦＡＸ、電子メールのいずれか。宛先は環境省「自然資本　百年の国づくり検討事務局」（住所：〒１００−８９７５東京都千代田区霞が関１−２−２、ＦＡＸ番号：０３−５５２１−８２７６、電子メールアドレス：shizen-shihon@env.go.jp）。【環境省】