一般財団法人環境イノベーション情報機構
新宿御苑100周年事業関連イベント案を公募へ
【環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2005.12.26 【情報源】環境省/2005.12.22 発表
環境省は平成18年度の約1年間をかけ、新宿御苑100周年事業を展開していくにあたり、同御苑内で100周年事業の一環として開催する、環境をテーマとしたイベント案を広く公募することにした。新宿御苑は信州高遠藩主内藤氏の屋敷跡にあたる。近代農業振興を目的とする農業試験場時代、宮内省所管の新宿植物御苑時代を経て、明治39(1906)年に皇室の庭園として造営され、この時に「新宿御苑」という名称が定まった。
戦後は厚生省所管の国民公園として再出発。所管が環境庁へ移った後も、都心に位置する緑のオアシスとして広く親しまれてきた。
記念事業は14年にまとまった『新宿御苑「環境の杜」構想』(注1)にもとづき実施される予定で、イベント案は18年1月15日から9月15日まで受け付けている。
なお、商品の販売促進、営業活動などを含む活動、個人からの応募などは不可。寄せられたイベント案については、100周年記念事業事務局が審査を行う。
申請・問い合わせ先は新宿御苑100周年記念事業事務局(〒160−0014東京都新宿区内藤町11新宿御苑管理事務所内、電話番号:03−3358−5614、電子メール:sgng100th@u-com.co.jp)。
(注1)この構想は100年にわたる歴史の中で育まれた文化遺産、植物遺産の評価・継承、(2)都市緑地としての機能の維持・確保、(3)希少植物の保全機能や環境教育拠点としての活動など、環境という視点からの積極的な施策展開−−の3点を柱に据えている。【環境省】