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環境ニュース[国内]

第10回自動車基準認証国際化アジア地域官民会議をマレーシアで開催

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2005.12.01 【情報源】国土交通省/2005.12.01 発表

 マレーシア運輸通信省と日本の自動車基準認証国際化研究センター(JASIC)の共催、国土交通省の後援による、自動車基準認証の国際化のための第10回アジア地域官民会議が2005年11月29・30日の両日、マレーシア・クアラルンプールで開催された。
 この会議は、安全基準・環境基準を含む自動車の基準・認証制度の国際的な整合化を支援すること、アジア地域の健全なモータリゼーションの進展を目的に開催されているもので、過去の9回の会議では国連欧州経済委員会の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)への参加、自動車の構造・装置の安全・環境に関する統一基準の制定をめざした58年協定(国連の相互承認協定)、58年協定を補足する世界統一基準に関する98年協定(国連の世界的技術規則協定)への加入の重要性が確認されている。
 今回の会議にはアジア・太平洋の13か国・地域の政府関係者、自動車メーカー団体関係者など約170名が参加。
 (1)マレーシアとタイの58年協定加盟実現が目前に迫る中で、アジアでの58年協定下での相互承認を各国間で具体的に議論していくこと、(2)アジアのWP29参加国を拡大し、58年協定による技術規則の策定・改定に関わっていくこと、(3)アジアの連携強化を図り、今後の官民会議の方向性について議論していくこと−−などの内容が参加者の中で共有化された。
 なお、この会議に先立ち国土交通省は05年11月28日に、アジア諸国政府間の自動車基準に関する協調体制構築を目的とした「アジア基準認証フォーラム」をクアラルンプール市内で開催。5か国の政府関係者が参加し、ここでも58年協定加盟に向けた議論を各国政府間で交わしていくことについてが参加者の共通認識が得られた。【国土交通省】

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