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環境ニュース[国内]

17年11月12日から23日まで大型クラゲ出現量、長崎県から山口県にかけては減少傾向に

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.11.25 【情報源】水産庁/2005.11.24 発表

 水産庁は平成17年11月12日から11月23日までの日本沿岸の大型クラゲの出現状況をまとめ、公表した。
 日本沿岸では14年以降毎年、日本海を中心に大型クラゲが大量出現し漁業被害が発生しているが、17年は長崎県対馬沖への出現が7月8日と16年度と比較して1か月ほど早かったほか、はじめて太平洋側でも出現が確認されている。
 今回の公表内容によると、大型クラゲは長崎県五島沖から北海道にかけての日本海側全域、三陸沖を中心とした太平洋側など日本列島周辺の広い範囲で出現が報告されたという。
 出現量は長崎県から山口県にかけては減少傾向にあるものの、島根県、福井県、青森県の定置網では1回の網揚げで5,000個体、島根県から青森県にかけての日本海側と岩手県の定置網でも、1回の網揚げで数百から数千個体が入網したとの報告が寄せられており、これらの地域では漁撈作業遅延、漁獲物の鮮度低下といった操業上の支障が発生している。【水産庁】

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