一般財団法人環境イノベーション情報機構
アスベスト発生施設、398工場・事業場の名称など改めて公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2005.11.17 【情報源】環境省/2005.11.17 発表
環境省は平成17年11月17日、大気汚染防止法で「特定粉じん(アスベスト)発生施設」として都道府県などに届け出されている工場・事業場の名称を改めて発表した。大気汚染防止法では人の健康に被害を生じるおそれのある粉じんを一般粉じんとは別の「特定粉じん」として扱っており、「特定粉じん」には現在、アスベストが指定されている。
今回の発表は17年8月26日の発表の修正版。
8月の発表では「特定粉じん発生施設」の総届出施設を384工場・事業場、稼働中の工場・事業場数を42としていたが、今回の発表では、その後の状況変化や新たに判明した工場・事業場について情報を訂正・追加。総届出施設は398工場・事業場、稼働中の工場・事業場数は39だとしている。
なお施設情報として公表されている内容は、(1)工場・事業場の名称、所在地、(2)製造している(製造していた)アスベスト関連製品の種類、(3)工場・事業場の使用開始・使用廃止時期、(4)特定粉じん発生施設数、(5)現在のアスベスト関連製品の製造状況−−など。
環境省では今後も、新たに「特定粉じん発生施設」の存在が判明した場合は、追加公表していく予定。【環境省】