設備導入補助と組み合わせた中小企業による排出量取引実証実験実施へ

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.11.15 【情報源】経済産業省／2005.11.14 発表

　中小企業向けに、省エネ設備導入補助事業と組み合わせたＣＯ２削減量の第三者認証事業、排出量取引実証事業を実施することを決めた経済産業省は、この事業に関する説明会を東京、名古屋、大阪で開催する。
　事業は（１）省エネ設備を導入しようとする中小企業に対して、その導入費の２分の１を補助するとともに、（２）導入した省エネ設備によるＣＯ２削減量の第三者認証を行い、さらに認証後に（３）参加中小企業が自主的に設定したＣＯ２排出目標値にもとづく排出量取引実証実験を実施するもの。
　今回の排出量取引は実証実験であるため、参加企業が取引後に目標を達成できなかった場合でも、補助金返還は求められない。
　説明会は東京が１７年１１月１８日（場所：経済産業省本館）、大阪が１７年１１月２１日（場所：大阪合同庁舎）、名古屋が１７年１１月２２日（場所：中部経済産業局庁舎）の開催。時間はいずれも１４時から１６時。
　参加希望者は、規定の申込用紙の様式にもとづき、各会場の開催前日までにメールかＦＡＸで登録を行うことが必要。宛先は（株）中央青山サステナビリティ認証機構（ＦＡＸ番号:０３−５５３２−３９０６、メールアドレス：eco.ems@jp.pwc.com）。【経済産業省】