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環境ニュース[国内]

4件のCDM案件承認 中国、南ア、ホンジェラス、エルサルバドルでの事業

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.11.15 【情報源】経済産業省/2005.11.14 発表

 経済産業省に申請されていた4件のクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトが2005年11月11日付けで「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なCDMプロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたプロジェクトの具体的内容は(1)JMD温暖化ガス削減(株)申請の中国浙江巨化公司でのHFC23分解CDMプロジェクト(CO2排出削減量:年平均580万トン)、(2)日本カーボンファイナンス(株)申請の南アフリカ共和国ベノニ市・Chlookop廃棄物埋立処分場でのメタンガス回収処理プロジェクト(CO2排出削減量:年平均19万トン)、(3)三井物産(株)申請のホンジュラス・トレスバレスでのさとうきびの絞りかすを利用したコジェネレーション・プロジェクト(CO2排出削減量:年平均1.2万トン)、(4)リコー(株)申請のエルサルバドルでの系統連結型バガスコジェネレーション発電(CO2排出削減量:年平均3.7万トン)。
 日本としては24件めから27件めの正式CDM案件にあたり、経済産業省がプロジェクトの支援を行うことになる。【経済産業省】

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