一般財団法人環境イノベーション情報機構
中環審に「国際循環型社会形成と環境保全に関する専門委員会」設置へ
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.11.15 【情報源】環境省/2005.11.15 発表
環境省は中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会に、「国際循環型社会形成と環境保全に関する専門委員会」(委員長:田中勝・岡山大学大学院環境学研究科教授)を設置し、平成17年11月18日に第1回会合を開催することにした。この委員会は04年4月の「3R(注1)イニシアティブ閣僚会合」で日本が発表した「ゴミゼロ国際化行動計画」の実施をめざし、(1)日本の廃棄物・リサイクル政策の経験をアジア諸国に発信すること、(2)アジア地域で環境保全上適正な資源循環を確保するための考え方・具体的な施策について検討を行う。
「ゴミゼロ国際化行動計画」には、ゴミゼロ社会を実現するための日本国内での3R対策強化と海外への知見発信、開発途上国のゴミゼロ化支援、東アジアでの循環型社会形成への寄与、情報発信・ネットワーク化を通じたゴミゼロ化促進−−などの取組み内容が示されていた。
(注1)廃棄物の発生抑制(リデュース)、資源・製品の再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)のこと。【環境省】