愛・地球博で使われたバイオマスプラ製食器を政府、都道府県が再活用

【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2005.11.01 【情報源】経済産業省／2005.10.31 発表

　経済産業省は「愛・地球博」で使われていたバイオマス（生分解性）プラスチック製のリターナブル食器具のうち、現在使用可能なものについて、政府機関や要望のあった都道府県庁の職員食堂で再活用する方針を決めた。
　食器の再活用に協力するのは、農林水産省が入っている合同庁舎第１号館、内閣府などが入っている合同庁舎第４号館、厚生労働省、環境省が入っている合同庁舎第５号館、文部科学省、中央労働委員会、経済産業省−−などバイオテクノロジー戦略大綱関係府省と、２５府県で、再活用される食器は政府機関が計１万４００点、都道府県が計２万４，０００点。
　「愛・地球博」会場では、バイオマスプラスチック製のリターナブル食器約１２万点のほか、バイオマスプラスチック製の使い捨て容器約２０００万点も使用していたが、これらの使用済みの食器類についても、会場内で分別の上、トレイや植物ポット、コンポストなどにリサイクルしていた。【経済産業省】