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環境ニュース[国内]

UNEP親善大使加藤登紀子さんがタイ、スリランカを訪問

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.10.06 【情報源】環境省/2005.10.06 発表

 国連環境計画(UNEP)親善大使の加藤登紀子さんは2005年8月30日から9月8日までの間、タイ、スリランカを訪問した。
 今回はインド洋津波の被害が大きかった、タイのパンガー県、プーケット島、スリランカのコロンボからヤーラ国立公園にかけての島南部沿岸部を視察するとともに、被災者や復興支援活動を行うNGO関係者を激励。また、タイのバンコク、スリランカのコロンボで津波被災者支援のためのチャリティコンサートを開催した。
 加藤さんは今回の訪問についての所感の中で、死者不明者5,957人を出したタイのパンガー県でも、世界有数のマングローブ林に守られていた東側のバンガー湾は自然の風景が無傷のまま残っていたことを報告。また「津波被害の多くは、人々が自然との協調を忘れて壊してきてしまった結果。自然の力を見つめなおすいい機会でしょう」と言ったワット・アルンの僧侶の言葉を紹介するとともに、「(今回の訪問国は)どちらも仏教国。人の生命が自然の一部であるという深い理解が、復興までの苦しい時間を支えていくのだろうと思った」というコメントを残している。
 加藤さんは00年10月にUNEP親善大使に就任。02年8月にはヨハネスブルグ・サミットに参加したほか、これまでタイ、インドネシア、モンゴル、韓国、ウズベキスタン、キルギス、フィジー、トンガ、インド、中国を親善大使として訪問している。【環境省】

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