インドネシアで鳥インフルエンザによる死亡者　政府が調査チーム派遣へ

　インドネシアで、鳥インフルエンザ感染による死亡者が発生したことを踏まえ、日本政府は２００５年９月２６日、感染症対策の専門家を含む調査チームをインドネシアに派遣する方針を決めた。
　インドネシアでは９月２６日までに、鳥インフルエンザによる感染事例が３件、うち死亡例が２件、感染の疑いがあるとされた患者が２０余名確認されており、被害は拡大傾向にある。
　調査チームは国立感染症研究所の専門家のほか、外務省、国際協力機構の職員の５名で構成。２７日にインドネシアに出発し、約１週間をかけ、鳥インフルエンザの感染被害に関する情報収集、対策に関する助言、日本政府による今後の支援に関する調査を行う予定。【外務省】