一般財団法人環境イノベーション情報機構
松下電池工業がバイオマスマークの啓発キャンペーン実施へ 東京・有明で
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2005.09.22 【情報源】農林水産省/2005.09.22 発表
松下電池工業(株)は平成17年9月27・28日の両日、東京・有明のパナソニックセンター東京・石と光の広場で、消費者にバイオマスやバイオマスマークを知ってもらうためのイベントを開催する。バイオマスは家畜排せつ物、食品廃棄物、間伐材など、生物由来の有機性資源のこと。これまで十分利用されてこなかったため、有効活用できれば、循環型社会形成、地球温暖化防止(注1)上もメリットがある。
松下電池工業では、トウモロコシが原料の植物系生分解性プラスチックをパッケージに使用したオキシライド乾電池を販売しており、この製品は「バイオマスマーク」の商品認定を受けている。
バイオマスマークは、社団法人日本有機資源協会が17年2月25日から商品認定業務の試験運用を開始している、バイオマス製品であることを示すマーク。マーク認定業務は18年度から本格運用される見込み。
(注1)植物バイオマスの燃焼時に放出されるCO2は、光合成により固定されたCO2の再放出であり、総体としては大気中CO2を増加させない。【農林水産省】