日本政府、米国のハリケーン被害に５０万ドル援助実施へ

　日本政府は２００５年９月２日までに、米国南部に上陸したハリケーン・カトリーナによる被災者支援のために、２０万ドルの資金供与と３０万ドル相当の緊急援助物資供与を行う方針を決めた。
　資金供与は被災者支援で最大級の活動を展開している米国赤十字社に対し行われる予定。また緊急援助物資は米国政府の要請があり次第、日本政府が米国フロリダ州に持っている備蓄倉庫の物資から供与開始する方針。
　今回のハリケーン被害は米国での過去最大級のものとなっており、ブッシュ米大統領も９月１日に、被害救援に向けて１０５億ドルの緊急補正予算を組むことを議会に要請している。【外務省】